ピアノが起こした小さな奇跡の物語…泣き虫で弱虫な、さるの女の子ミロが、森に捨てられたピアノとのふれあいから、森の動物たちとの絆を深め、強く豊かに成長していく『ミロと森のピアノ』。

朗読は「朗読の会りんどう」の中野理恵子さん、小山羊子さん、野村陽子さん、ピアノを松本千尋さん、演出は平出圭さん、そして34人もの方がご参加下さいました。

マイクを使わなくてもよく聞こえる大きなはりのある声での朗読、またタイトルにもある「ピアノ」の音色が美しく、作品の情景が思い浮かんでくるようで、皆さん、静かに観劇されていました。

途中、ミロとおおかみさんとのくだりにジーンとする一幕も。

終わった後も、耳に残る通った声の数々、ポロンポロンと奏でられたピアノが印象深く、面白かった!楽しかった!との感想を多く頂き、朗読の想像の世界に引き込まれた時間でした。